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文章執筆のススメ。どんなに平凡な人間でも書いていいのである。【書く習慣│いしかわゆき】

レポート、報告書、議事録などなど、書かなければならないことはあっても、

自ら書こう!と思って書くことがない方、結構多いのではないでしょうか?

ぽっ太もまさにそれで、読書感想文なんてもんはマジで嫌いで毎年の宿題の中でも一番後回しでした。

でも、どうやら「文章を書く」ことには以下のような効用があるようで。。

執筆活動を日常的に行っていると、気分や幸福度の向上、ストレスレベルの軽減といった効果があると、心理学者のアダム・グラント氏は述べています。

引用:心理学研究でわかった「定期的に文章を書く」ことの効用

その他にも、

ある研究論文の著者によると、1週間に1度、自分の生活に起きた良いことについて思いをめぐらせ、書き留める習慣をつけた被験者は、自分の現状や未来について、より前向きで高いモチベーションを持つのだそうです。

引用:心理学研究でわかった「定期的に文章を書く」ことの効用

などなど。

まぁつまり一種の覚醒剤というわけですね。

合法の覚醒剤。しかも紙とペンさえあれば、ほぼタダでゲットできるというコスパの良さ。

これはやるしかない!ということでブログを始めてみたわけですが!(嘘です。後付です。)

ちょこちょこ書いてはみたものの、何か波乱万丈な人生を送っているわけでもなく、毎日何か面白いことが起こるでもなく、何かに関しての深い知識があるわけでもない。

ぽっ太
ぽっ太
こんなヤツが書くなんておこがましすぎるし、何にも書くことないじゃん。

となるわけです。

でも心理学研究によると、”日常的に”とか”習慣”とか書いているんですよね。

やっぱ”継続は力なり”なんだな!ということで継続するためにどうするか、とりあえず誰かの知恵を借りよう。ということになり、本を買いました。

書き始めもハードルが高いけど、乗り越えて書き始めてもそれを継続出来るかどうか。

まさにそういう人向けの本があったので、感想と共にご紹介します。

それがこちら。

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いしかわゆきさん(通称ゆぴさん)の”書く習慣”です。

めちゃくちゃ読みやすかったので、ぜひ手にとって見て欲しい!です!

“うんこ”ってワードが何回か出てきますからね、”うんこ”が出てくる本で読みにくい本なんてないでしょ?

こんな方は読んでみて!

こんな方、ぜひ書店、もしくは電子書籍で!

  • 何かを書き始めたい
  • 書き始めたけど続けられる気がしない
  • 書いてるけど、ネタがない
  • 誰にも読んでもらえない

それと、

この本の感想やらなにやらを書く前に、自分語りを少しだけ。。

ぼくって自己肯定感めちゃくちゃ低いんですよね。

特別優れていることもないし、特技があるわけでもない。

サッカーとか読書とか麻雀は好きだけど、人一倍飛び抜けて好きで詳しいっていうわけでもないからそんなに語ることもできない。

仕事がめちゃくちゃできるかと言ったら別にそれほどでもない。

波乱万丈な人生を送っているかと言ったら特別そんなこともない。

兎にも角にも、何も誇れるトコロがないなぁって感じなわけです。

このブログを読んでくれたそこのあなた。

同じように感じている方いません?

そんな方にもこの本、読んでもらいたいです!

書く習慣を身につけたかったはずなのに、読み終わった後何故かこんな自分でもいいんだって思ったんですよね。

自分のことを肯定してくれている気がして。

自己肯定感が低い方もぜひ読んでほしい

人生のバイブルだと言っても過言ではない。

本文を引用してちょこちょこ感じたことを書いていきますね。

才能なんて、やってみないとあるかどうかわからない

だから「自分には文才がないなぁ」という思い込みは捨てちゃってください。

むしろ、「文才がないと気づけるほどたくさん文章を書いたのかよ!」とビンタしにいきたいくらいです。

(中略)

大事なのは、才能の有無にとらわれず、とにかく書き続けることです。

引用:「書く習慣」│はじめに 人生なんて、「書く」だけで変わる

これは痛いとこ突かれたって方多いんじゃないでしょうか?

まぁぼくもその一人で、書くこと以外にも当てはまりますよねこれ。

何でもやってみないとわからないってことですね。

チャレンジする前から諦めること多いんだよなぁ、やらない理由とか諦める材料を探したりとか。

経済的な理由とかタイミングとか様々な理由はあるにせよ、経験してみないとわからないことってたくさんありますよね。

今日が人生で一番若い日なんだからもっとチャレンジしないとですね!

意味があるかないか考えることは意味のないことだ

わたしたちが生まれてきたこと自体に意味がないように、文章にもとくに意味はありません。

強いて言うなら、その意味のない文章に、意味づけをするのは読んだ人。

引用:「書く習慣」│「意味がない」文章に意味づけするのはあなたじゃない

なにかを書こうと思っている人、もしくは今何かを書いている人、背中押されませんか?

ぼくもこうやってブログ書いてますけど、

「こうやって書いても誰かに何かの価値を提供できているのかなぁ、、、」

なんていうふうに一丁前に悩んだりするんですけど、「悩むだけ無駄」でしたね。

自分で悩んでも自分の頭の中の域を出ないですもんね。

毎日がインプット

感情が動いたら、それがインプット。

引用:「書く習慣」│情報を集めることだけが「インプット」じゃない

「いい天気で気持ちいいなぁ」

「話が長いんじゃ、あの上司、くそが!!」

「喫茶店でコーヒー飲みながらPCいじっているオレ、かっこいい」

これ全部インプットってことですね。

自分ではあまり意識していないけど、感情って毎日動いてるなぁと思いました。毎日インプットしている!

何も代わり映えしないありふれた日々でも、食べるものが違ったり、見る景色が違ったり。

書くネタにならないかなって思って過ごしていると、無意識にスルーしていたことも目につくようになって毎日が楽しくなりそうだ。

世の中は知らないことだらけだ

すべての文章を「知るかボケ」前提で書くこと。

要するに、自分が知っていることを世の中の当たり前だと思わないことです。

(中略)

「相手は自分が思っている以上になにも知らない」

という前提を忘れないこと。

引用:「書く習慣」│すべての文章は「知るかボケ」前提で書く

さっき、特別優れてもいないし、特技もないって書いたんですけど、

ぼくは知っているけどそれを知らない人もいる、ということがあるんだなと気付かされました。

一つの分野に深ーーく精通しているわけではないけど、その分野が初めましての人よりは知っている。

これって割と当たり前のことかもしれないけど、単純なぼくはこれを読んで、

オレも捨てたもんじゃないかもしれない!!!

って思いました(笑)

SEOライティング?なにそれ?おいしいの?

多くの人に読んでもらうための「SEOライティング」というテクニックなのですが、わたしはこれがいまだに好きになれません。

それは「それっぽいことが書いてあるけど、書き手が見えてこない」から。

(中略)

今や世界の情報は「なにが書いてあるか」よりも「誰が書いたか」が大事になってきているからです。

引用:「書く習慣」│「誰でも書けそうな文章」から抜け出す方法

ブログを始めるに当たって、やっぱりSEOってワードめちゃくちゃ聞くんですよね。

検索結果の上位に表示されるための評価基準みたいな。

このSEOライティングのこと、嫌いって言っているの初めて見たかもしれません!

でも確かにこれに沿ってやろうとするとみんな同じ文章になりがちだし、たいていの分野に既に猛者はいるわけですよね。

よし、じゃあいっそのこと、SEOなんて無視して自分で好きなこと書いて読者を増やそう!

って思うけど、やっぱり上位に表示されないとなかなか読まれないし、、

ムズカシイトコロ。

自分の思いを大切に

書き方のノウハウについては、あまり詳しく触れませんでした。

その代わり、何度も繰り返しお伝えしていたのが、「自分の思いを大切にする方法」です。

(中略)

読者のみなさんにも「やり方」だけにこだわるのではなく、自分の感性を信じてほしい。

感じたものを言葉にして晒していくことで、人生がどんどん開けていきます。

引用:「書く習慣」│「書く」ことで変わるもの、変えちゃいけないもの

ものすごい特技がなくたって、とてつもなく深い知識がなくたって、それでもいいんですよね。

日本だけでも人口が1億人以上いて、それぞれが感じることが違うわけだから、誰が良くて誰がダメってことはないんですね。

素晴らしい良書。

かわいらしいカバーに、ひらがなの著者。

なんて言ったらいいのでしょうか、、

良く言えば簡単にすぐに読めそう、悪く言えば内容が薄そう、

そんなイメージを持つ方もいるかもしれないこの本。

全然そんなことなかったので、ぜひ一度お手にとって見てほしいです!!!

このまとめ方からもわかるように、ぼくは語彙力皆無です。

でもこんなぼくでも書いていいんだ、と思える素敵な本ですし、書き続けられそうな気もしてきます。

この本を読んで、こんなこと書いてて、このブログが続いてなかったら、、、というプレッシャーはありますかねぇ(笑)

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