バッグインバッグは本当に入れ替えをラクにする?複数バッグで使いやすいタイプを実際に比較してみた

バッグを使い分けるときに面倒なのが、中身の入れ替えです。

そう考えて、実際に比べてみることにしました。
今回試したのは次の4条件です。
- 何も使わない
- THE NORTH FACE Glam Pouch S(一般的なポーチです)
- Glam Pouch S+無印良品のA4メッシュ型バッグインバッグ
- Glam Pouch S+無印良品の自立型バッグインバッグ
A4メッシュと自立型では、Glam Pouch Sごとバッグインバッグの中へ入れる形で使っています。
バッグ交換時に管理する単位(荷物の個数)は、
17単位 → 8単位 → 3単位 → 2単位
まで減りました。
数字だけを見ると、自立型が圧倒的一番です。
ただ、最終的に僕が「これで十分」と感じたのは約39gのGlam Pouch Sでした。
理由は、ショルダーバックへ替えてもポーチをそのまま使えたからです。
A4メッシュや自立型は多くの物をまとめられますが、ショルダーには入りませんでした。バッグを小さくした瞬間、中身を取り出して移し直す必要があります。
実際に使ってみると、バッグインバッグの価値は「どれだけ収納できるか?」だけではありませんでした。
感じた本当の価値は、
持ち物の定位置を、バッグを替えてもどこまで維持できるか。
です。
この記事では、この視点から比較します。
今回の結論|僕はGlam Pouch Sで十分だった
最初に、今回確認できた結果をまとめます。

管理単位だけを見ると、自立型バッグインバッグを使った条件が最も少なくなりました。
17単位→2単位です。
A4メッシュバッグインバッグでも3単位まで減っています。
ただ、僕はGlam Pouch Sだけで十分だと感じました。
僕は仕事用の大きめリュックだけでなく、休日にはトートバックや小型ショルダーも使います。



A4メッシュや自立型は、バッグがある程度大きければ使いやすい。
でも、当然と言えば当然ですが小型バッグへ替えた瞬間にバッグインバッグ自体が入らなくなります。
その点、Glam Pouch Sは全部をまとめられない代わりに、今回試した3種類のバッグすべてへそのまま移せました。
管理単位を限界まで減らすことより、作ったまとまりを崩さず使い回せること。
僕のバッグの使い方では、こちらの方が重要でした。
比較した17の管理項目
今回の比較では、普段実際にバッグへ入れている物をそのまま使いました。
管理対象にしたのは次の17項目です。

- 財布
- ワイヤレスイヤホン
- エコバッグ
- カードキー
- モバイルバッテリー
- Lightningケーブル
- USB Type-Cケーブル
- Apple Watch充電器
- ハンドクリーム
- リップ
- 目薬
- 薬・絆創膏など
- 手帳
- ボールペン
- 折りたたみ傘
- 文庫本
- 水筒
スマホは基本的にバッグへ入れません。
ハンカチもズボンのポケットへ入れることが多いため、今回は対象外にしています。
大事なのは、物そのものの個数ではありません。
今回の記事でいう「管理単位」は、バッグを替えるときに一まとまりとして扱える単位です。
たとえば複数の小物がGlam Pouch Sに入っていれば、バッグ交換時にはポーチ1単位として数えます。
さらに、そのGlam Pouch Sをバッグインバッグの中へ入れている場合は、外側のバッグを替えるときに一緒に動くため、Glam Pouch Sを別の1単位としては数えません。
何もまとめていない状態では、今回設定した17の管理項目をそれぞれ動かすため17単位。
そこから、ポーチやバッグインバッグによって何単位までまとめられるかを比べました。
4条件を比較した結果
管理単位の内訳も整理しておきます。
何も使わない:17単位
上記に記載した17の管理項目をそれぞれ移すため、17単位です。
Glam Pouch S:8単位


Glam Pouch Sへ小物をまとめると、8単位になりました。
ポーチ外に残ったのは、
- 財布
- イヤホン
- エコバッグ
- カードキー
- 折りたたみ傘
- 文庫本
- 水筒
の7項目です。
つまり、
Glam Pouch S本体1+外に残った7項目=8単位
です。
全部は入りません。
でも、17単位だった状態から半分以下になりました。
今回使用したポーチについて
検証には、手持ちのTHE NORTH FACE「Glam Pouch S(NM82071)」を使用しました。現在は販売終了している旧製品です。
現在THE NORTH FACE公式ストアでは、形状や用途の近い「Hazy Pouch S(NM82459)」が販売されています。前面のファスナー付きメッシュポケットや自立しやすい形状など共通点はありますが、素材や内部構造、重量は異なります。今回の検証結果はNM82071を使用した結果としてご覧ください。
Glam Pouch S+無印A4メッシュ:3単位



A4メッシュを使うときは、Glam Pouch Sもそのまま使いました。
Glam Pouch Sに入っていた小物を全部出してA4メッシュへ移すのではなく、Glam Pouch S自体をA4メッシュと組み合わせて使う形です。
今回の条件では、バッグ交換時の管理単位は3単位になりました。
収納用品の重量は、
A4メッシュ約76g+Glam Pouch S約39g=約115g
です。
単体商品の重さではなく、実際に僕が使った状態で比較しています。
Glam Pouch S+無印自立型:2単位


自立型でもGlam Pouch Sをそのまま使いました。
Glam Pouch Sの中身を全部バラして入れ直すのではなく、Glam Pouch Sごと自立型の中へ入れて使っています。
バッグ交換時に動かすのは、
- Glam Pouch Sを収納した自立型本体
- 水筒
の2単位です。
Glam Pouch Sは自立型の中に入っているため、バッグ交換時には別々に動かしません。
収納用品として持ち歩いている重量は、
自立型約145g+Glam Pouch S約39g=約184g
です。
今回の条件では、管理単位を最も減らせた代わりに、収納用品の重量増も一番大きくなりました。
何も使わない|17単位を一つずつ移す
バッグインバッグを使う前は、17の管理項目をそれぞれ移しており、バッグを替えるときには、
- 折りたたみ傘を持つか?
- モバイルバッテリーを持つか?
- エコバッグを持つか?
も毎回判断していました。
一方で、配置変更については想像していたほど多くありません。
トートや小型バッグは細かな気室が少ないので、リュックから替えても「このポケットへ入れ直そう」と考える場面自体が少なかったからです。
僕が困っていたのは、バッグの中で物を探し続けていたことより、
バッグを替えるたび、複数の物へ一つずつ意識を向けて移すこと
でした。
バッグインバッグを使う前提そのものが、ここで少し変わりました。
Glam Pouch S|8単位。全部は入らないが3バッグで使えた

THE NORTH FACE Glam Pouch Sへ小物をまとめると、17単位から8単位まで減りました。
本体重量は約39gです。
財布やイヤホン、エコバッグ、カードキー、折りたたみ傘、文庫本、水筒はポーチの外に残ります。
そのため、バッグ交換の際「ポーチを一つ移すだけ」になるわけではありません。
休日用のバッグへ替えるときは、ポーチ外にある物を個別に移す作業も残ります。
特に仕事用のBRIEFINGリュックでは、バッグ本体に細かな収納があり、ポーチの外に出ている物でも、普段使う位置自体は決まっていました。
そのため、仕事用バッグだけを使うなら、Glam Pouch Sを使うことで細かなものが一まとまりになりました。
結論に書いた、このポーチで十分だと感じた理由は小型ショルダーにもそのまま使えたことです。

今回使った、
- 仕事用の大きめリュック
- トートバック
- 小型ショルダー
すべてで使えました。
3バッグ中3バッグです。
A4メッシュや自立型ほど多くはまとめられません。
でも、バッグを小さくしてもポーチ自体は残せます。
小さいバッグも使う僕の場合は、この「途中で仕組みが崩れない」ことの方が使いやすさにつながりました。
Glam Pouch S+A4メッシュ|3単位。ただし小型バッグでは使用不可

無印良品のA4メッシュバッグインバッグを追加すると、17単位から3単位まで減りました。
今回の使い方では、Glam Pouch SもA4メッシュと一緒に使っています。
収納用品の重量は、
Glam Pouch S約39g+A4メッシュ約76g=約115g
です。
仕事用リュックとトートでは問題なく使えました。

一方、小型ショルダーにはA4メッシュ本体が物理的に入りません。
そのため、3バッグ中実用的に使えたのは2バッグでした。
ここで一番気になったのが、バッグを小さくしたときです。
トートから小型ショルダーへ替えた際は、
- 財布
- イヤホン
- エコバッグ
- カードキー
- モバイルバッテリー
- Lightningケーブル
- USB Type-Cケーブル
- リップ
- 目薬
の9品をバッグインバッグから出して移しました。
大きいバッグ同士なら3単位で動かせても、小型バッグへ替えると一度まとまりが崩れます。
この差は、3単位という数字だけでは分かりませんでした。
さらに今回購入したものは、財布を出すときにはメッシュへ若干引っかかる感覚もありました。
僕は革財布を使っているので、ここは少し気を使います。
革製品や本など、表面の擦れが気になる物よりも、文房具やケーブルなどをまとめる方が相性は良さそうだと感じました。
逆に、大きめのリュックやトートだけを使う人なら、小型バッグへ切り替える問題は起きません。
その場合は、3単位までまとめられるメリットをそのまま受けやすいと思います。
Glam Pouch S+自立型|2単位。配置は残しやすいが別の手間もあった

管理単位を最も減らせたのは、自立型バッグインバッグを追加した条件でした。
17単位から2単位です。
Glam Pouch Sも自立型の中へ入れているため、バッグを替えるときには、
自立型本体+水筒
だけを動かします。
今回試した条件の中では、最も「一括移動」に近い状態になりました。
バッグの開口部から中身も見やすく、財布なども取り出しやすかったです。
持ち物の定位置をバッグ本体から切り離し、その状態ごと次のバッグへ移す。
今回試した中では、自立型がこの考え方を一番実現しやすかったです。
ただ、使い続けると別の面倒もありました。
物を取り出すときは楽です。
でも、その状態を維持するためには、使った物を毎回バッグインバッグ内の元の場所へ戻さなければいけません。
僕はここを少し面倒に感じました。
バッグを替える瞬間は楽になります。
ただ、普段の生活では財布やイヤホンなどを出し入れする回数も多い。
そのたびに元の位置へ戻す運用まで含めると、管理単位が2になったことだけでは評価しきれませんでした。
さらに今回の使用状態では、
自立型約145g+Glam Pouch S約39g=約184g
の収納用品を持ち歩くことになります。
Glam Pouch Sだけなら約39gなので、差は約145gです。
管理単位は8から2へ減りますが、そのためにどこまで重量増を許容するかは人によって判断が分かれると思います。
そして、小型ショルダーには自立型そのものが入りませんでした。
仕事用リュックとトートでは使えたため、実用できたのは3バッグ中2バッグです。
ある程度マチのある中〜大型バッグを中心に使う人なら、この制約はかなり小さくなります。
逆に僕のように小さいバッグへ頻繁に替える場合は、せっかく作った管理状態をそのまま持っていけない場面が出てきます。
管理単位が減っても「持つかどうか」の判断は残った
バッグインバッグへまとめれば、バッグ交換時の判断まで大きく減ると思っていましたが、ここは完全にはなくなりませんでした。
僕が毎回考えていたのは、
- 折りたたみ傘
- モバイルバッテリー
- エコバッグ
の3項目です。

重いモバイルバッテリーまで必要かな?
エコバッグを使う?
こういった判断は、物をまとめても残ります。
自立型で管理単位を2まで減らしても、この部分は別でした。
実際に試してみると、バッグインバッグで減らせることは、
物を移すこと
配置を維持すること
です。
「今日は何を持つか」という判断そのものまでなくなるわけではありません。
容量への影響は、小さいバッグで一気に表れた
仕事用の大きめリュックでは、今回の管理対象に加えて、できれば持ち歩きたい物や夏用の追加品まで入れられました。
何も使わない状態、Glam Pouch S、A4メッシュを追加した状態、自立型を追加した状態のいずれも実用上使えています。
トートバックでも4条件とも使えました。
そのため、大〜中型バッグでは「バッグインバッグを入れたせいで水筒が入らない」「ファスナーが閉まらない」といった問題は今回確認できませんでした。
差が出たのは小型ショルダーです。
Glam Pouch Sは入りますが、A4メッシュと自立型は容量を圧迫する以前に本体そのものが入りませんでした。
僕の場合はここがかなり重要でした。
複数バッグで使う目的なら、「バッグインバッグに何L収納できるか?」だけでなく、
自分が使う中で一番小さいバッグにも、その管理状態を持っていけるか
まで見た方がいいと思います。
バッグインバッグを買う価値がある人
ポーチがある人は、まずそれを試す

Glam Pouch Sへ共通小物をまとめただけで、17単位から8単位まで減りました。
重量増は約39g。
さらに今回の3バッグすべてで使えました。
全部を一つにまとめられなくても、管理対象が17から8まで減り、そのまとまりを小型バッグまで持っていける。
僕にはそのくらいの方が使いやすかったです。
大きめバッグ中心で、できるだけ多く一括化したいならA4メッシュ
今回のA4メッシュ条件ではGlam Pouch Sも併用し、17単位から3単位まで減りました。
収納用品の重量は合計約115gです。
仕事用リュックとトートでは使えましたが、小型ショルダーにはA4メッシュが入りませんでした。
また、革財布ではメッシュへの引っかかりも少し気になっています。
大きめバッグを中心に使い、文房具やケーブルを含めて多くの物をまとめたい人なら検討しやすいと思います。
中〜大型バッグ中心で、配置まで維持したいなら自立型
今回の自立型条件でもGlam Pouch Sを中に入れて使いました。
管理単位は17から2まで減り、今回の4条件では最少です。
中身も見やすく、財布も取り出しやすかったです。
バッグが替わってもバッグインバッグ内部の配置を残しやすいので、「どこへ入れたかを毎回変えたくない」という人には、この構造の方が合っています。
ただし、
- 重量が増える
- 小型ショルダーには入らない
- 使った物を元の位置へ戻す運用が必要
という負担もありました。
中〜大型バッグだけを使う人なら、この制約はかなり小さくなります。
まとめ
今回の検証では、バッグインバッグやポーチを使うことで、バッグ交換時の管理単位を減らしてみました。
- 何も使わない:17単位
- Glam Pouch S:8単位
- Glam Pouch S+無印A4メッシュバッグインバッグ:3単位
- Glam Pouch S+無印自立型バッグインバッグ:2単位
バッグインバッグを使用することで管理単位は大きく減りましたが、実際に使ってみると、数字が少ないものほど自分に合うわけではありませんでした。
A4メッシュや自立型は、中〜大型バッグでは多くの物をまとめられます。
一方、小型ショルダーにはバッグインバッグ本体が入りません。
A4メッシュを使った状態から小型バッグへ替えたときは、財布やイヤホンなど9品を取り出して移し直しました。
3単位までまとめられていても、バッグを小さくした瞬間に管理状態が崩れます。
自立型も、小型バッグへそのまま移すことはできませんでした。
さらに、収納用品の重量はA4メッシュ条件で約115g、自立型条件では約184gです。
Glam Pouch Sだけなら約39gなので、管理単位を減らすほど荷物そのものは重くなる結果になりました。
また、バッグインバッグを使っても、傘、モバイルバッテリー、エコバッグを持つかという判断は残ります。
自立型では、取り出しやすい一方で、使った物を元の位置へ戻す作業を面倒に感じる場面もありました。
僕の場合は、管理単位を2まで減らすことより、
作ったまとまりを、大きいバッグから小さいバッグまで崩さず使えること
の方が大事でした。
そのため、最終的にはGlam Pouch Sのみで十分だと感じています。
しかし大きめのバッグしか使わないなら、答えは変わります。
多くを一括化したいならA4メッシュを使う方法、配置まで維持したいなら自立型には購入する意味があります。
ただ、全員に専用品が必要とは思いません。
ポーチがあるなら、どのバックでも持ち歩く共通する小物をまとめてみる。
それで負担が十分減ったなら、そこで終わっていいと思います。
バッグインバッグの価値は、収納量やポケット数だけではありません。
持ち物の定位置をバッグから切り離し、その管理状態を次のバッグまで持ち運べるか。
今回実際に使ってみて、僕はそこが一番大事だと感じました。

読んでいただき、ありがとうございました〜!


