【レビュー】YOSEMITE EXPANDER BACK PACKは通勤で使える?デザインと収納力を実使用で検証してみた。
通勤用のリュックは毎日使うものだからこそ、収納力や背負心地だけでなく見た目にもこだわりたいものです。
今回レビューする「YOSEMITE EXPANDER BACK PACK」は、クライミングロープを使ったカメラ・モバイルストラップで知られるYOSEMITE STRAP(ヨセミテストラップ)のバックパックです。

黒を基調としたアウトドア感のある外装に、鮮やかなオレンジの内装を組み合わせたデザインが特徴的。底部のファスナーを開けば収納スペースを拡張できるなど、見た目だけでなく実用的な機能も備えています。
僕のパートナー(女性)は、通勤用リュックを探す際にTHE NORTH FACEやARC’TERYXなどのアウトドアブランドも検討していました。

2026年5月に購入してから約6か月間、週5日の私服通勤で使用中。
電車と徒歩で片道1時間弱かかる通勤時に、このリュックだけを使っています。
この記事では、パートナーが継続して使った感想に加え、身長165cmの僕も借りてみて実際に背負い、収納構造や拡張機能、ファスナーの使い勝手などを確認しました。
- どんな服に合わせやすいデザインなのか。
- 普段の荷物をどのくらい収納できるのか。
- 拡張機能はどのような場面で役立つのか。
- 約5か月使用して分かったメリットとデメリット。
- 身長165cmが背負ったときのサイズ感。
- どのような人に向いているリュックなのか。
公式の商品説明だけではわかりにくい部分も含め、実際の使用をもとに詳しくレビューしていきます。
- 結論:デザイン重視で選べる、私服通勤向けのリュック
- YOSEMITE STRAPとは?
- YOSEMITE EXPANDER BACK PACKの基本情報
- YOSEMITE EXPANDER BACK PACKのデザインをレビュー
- KARASUとの違い|基本機能は同じで配色と持ち手が異なる
- パートナーが約5か月使った感想
- 収納力を検証|大きく開くメイン収納が使いやすい
- 拡張機能を検証|底部を広げると高さが約12cm伸びる
- 撥水加工・リフレクター・キャリーオン機能を検証│雨の日・夜道・旅行で役立つ
- 背負い心地を検証|165cm男性が半日使っても肩の疲れは少なかった
- YOSEMITE EXPANDER BACK PACKのメリット・デメリットまとめ
- YOSEMITE EXPANDER BACK PACKがおすすめな人・おすすめしにくい人
- まとめ|デザインで選んでも◎実用性で選んでも◎
結論:デザイン重視で選べる、私服通勤向けのリュック
結論からいうと、YOSEMITE EXPANDER BACK PACKは以下のような人に向いているリュックです。
- アウトドア感のあるデザインが好き
- オレンジの内装に魅力を感じる
- スーツではなく私服で通勤している
- 荷物を細かく分けるより、大きな収納部へまとめて入れたい
- カラビナやキーホルダーを取り付けて自分らしく使いたい
- 通勤だけでなく、休日や荷物が増えた日にも使いたい
反対に、次のような人にはあまり向いていません。
- スーツに合わせる端正なビジネスリュックが欲しい
- 雨の日でも気にせず使える防水性を求めている
- 小物を細かく仕分けて収納したい
- 荷物を入れてもシャープな形を保ちたい
- ファスナーを素早くラフに開閉したい
デザインや収納など魅力・実用性ともに十分ですが、一方でファスナーが生地を噛みやすい・撥水加工はされているが完全防水ではない、など気になる点もあり向いていない人もいると思います。
しかしながら、そのような弱点がある上で、パートナーは壊れたり紛失したりしたら再購入を検討すると言っていて、魅力あるリュックだと思います。

YOSEMITE STRAPとは?
YOSEMITE STRAPは、クライミングロープを使ったカメラストラップから始まった日本のブランドです。
ブランド誕生のきっかけは、日本人写真家がアメリカのヨセミテ国立公園で出会ったクライマーでした。
そのクライマーが、一般的なカメラストラップでは過酷な環境に耐えにくいため、クライミングロープを使ってストラップを自作していたことから着想を得たとされています。
日本へ戻ってからロープ製のカメラストラップを開発し、その後はスマートフォン用ストラップやポーチ、バッグなどへ商品展開を広げています。
YOSEMITE EXPANDER BACK PACKの持ち手にも、ブランドを象徴する日本製の9mmナイロンロープが使われています。一般的なバックパックではここにロープを使用しているのはあまり見ないですが、単なる装飾ではなく、YOSEMITE STRAPのブランドを表現している部分です。

YOSEMITE EXPANDER BACK PACKの基本情報

YOSEMITE EXPANDER BACK PACKは、日常使いから通勤、旅行などに対応する拡張式のバックパックです。
主な仕様は以下の通り。

2026年11月時点で、税込み12,980円とこの手のリュックにしては手を出しやすい価格設定となっています。
本体下部のファスナーを開くと、高さが約44cmから約56cmまで伸び、独立した収納スペースが現れます。
そのほか、背面のPC収納、両サイドのボトルポケット、フロントのメッシュポケット、キャリーケースへ固定するためのテープなどを搭載。持ち手には、YOSEMITE STRAPを象徴する日本製の9mmナイロンロープが使われています。
本体と拡張部分には撥水加工を施したナイロン生地が使われていますが、完全防水ではありません。雨天時の使用感については、後ほど実体験をもとに紹介します。
YOSEMITE EXPANDER BACK PACKのデザインをレビュー
このバッグを選ぶ上で、最も大きな決め手となったのがデザインです。
黒メインの外装にメッシュポケットやウェビング(リュック表面などについている帯状のベルトのこと)を組み合わせたデザインは、シンプルながら適度にアウトドア感があります。内装には鮮やかなオレンジが使われており、外装とのギャップが印象的です。
ここでは、約5か月間使っているパートナーの感想と、僕が実物を使用して感じたことを紹介します。


黒を基調としたアウトドア感のあるデザイン




外装は全体的に黒で統一されていますが、正面のメッシュポケットや様々なところについているウェビングによって、単調過ぎず、かといってごちゃごちゃしていません。
アウトドアブランドらしい雰囲気はありつつも本格的な登山用リュックほどの主張はなく、街中や私服通勤でも馴染みやすい見た目に仕上がっています。
パートナーは普段、私服通勤で使用しています。カジュアルな服装にはもちろん、ジャケットに合わせても、少し外したスタイルとして使いやすいとのことでした。
一方で、かっちりしたスーツに合わせるにはカジュアルすぎるかな、という印象です。

オレンジ色の内装は見た目と視認性の両方が魅力

外装を開くと、内側には鮮やかなオレンジ色が使われています。
黒い外装とのコントラストが強く、パートナーが気に入っているポイントの1つです。黒い外装のため落ち着いて見えますが、ファスナーを開けると明るい色がちらっと見えるため、ちょうどいいアクセントになっています。
オレンジ色の内装は、見た目だけでなく荷物の探しやすさにもつながっています。
パートナーによると、暗い部屋や照明の弱い場所でも、黒い内装のリュックより中身を確認しやすく感じるそうです。
色だけでなくメイン収納が大きく開くことも、荷物を探しやすくなっている要因です。


カラビナやキーホルダーでアレンジしやすい


正面やショルダーハーネスには、カラビナやキーホルダーを取り付けられるポイントが複数あります。
そのまま使ってもおしゃれなデザインですが、アクセサリーを追加して自分らしくアレンジできるのも魅力の1つです。パートナーも、カラビナやキーホルダーを取り付けられる場所が多い点を気に入っています。
よく使う小物を外側へ取り付ければ、見た目のアクセントになるだけでなく、取り出しやすさも高められます。

荷物を多く入れると前方へ膨らみやすい

本体の生地は柔らかく、荷物を多く入れると前面側へ膨らみます。
収納量に合わせて形が変わるため荷物は入れやすい一方で、常にシャープな形を保ちたい人は気になるかもしれません。
パートナーも、購入後に気づいた点として「荷物をたくさん入れると前に膨らむ」と回答しています。
僕が確認した際も、荷物を入れると底部を中心に前方へ膨らみました。ただし、底に厚みが出ることで、荷物を入れた状態では自立しやすくなる面もあります。
ちなみに荷物なしの状態では自立しません。

KARASUとの違い|基本機能は同じで配色と持ち手が異なる
YOSEMITE EXPANDER BACK PACKには、公式オンラインストア限定の「KARASU」も販売されています。

通常モデルのBLACKと外観がよく似ていますが、内装やロゴネーム、持ち手のロープなどが異なります。

一番の違いは内装のカラー
通常モデルのBLACKは、黒い外装に明るいオレンジ色の内装を組み合わせています。
外側と内側のギャップが大きく、暗い場所でも荷物を確認しやすい点が特徴です。
一方のKARASUは、内装とロゴネームもブラックで統一されています。オレンジ色のアクセントを入れず、落ち着いたオールブラックのデザインを楽しみたい人に向いています。

持ち手のロープにも反射機能がある
通常モデルの持ち手には、ブランドを象徴する日本製の9mmナイロンロープが使われています。
KARASUでは、モバイルストラップでも使用されている、反射機能付きのHIGHLITERロープを採用。光が当たったときに持ち手部分も反射するため、見た目だけでなく夜間の視認性にも違いがあります。
なお、前面メッシュポケットの裏側にあるリフレクターは、通常モデルとKARASUの両方に備わっています。
サイズや収納構造、拡張機能は同じ
KARASUも通常モデルと同じく、サイズは幅31×高さ44×奥行き15cmです。底部を拡張すると、高さが約56cmになります。
PC収納、前面メッシュポケット、サイドポケット、撥水加工、キャリーオン機能なども共通しています。
収納力や背負い心地が変わるモデルではなく、デザインで選ぶモデルです。
オレンジの内装を選ぶか、オールブラックを選ぶか
黒い外装とオレンジ色の内装の組み合わせや、荷物の見つけやすさを重視するなら、通常モデルのBLACK。
内装やロゴまで黒で統一されたデザインを好み、反射機能付きの持ち手に魅力を感じるならKARASUが候補になります。

パートナーが約5か月使った感想
パートナーは、2026年5月にYOSEMITE EXPANDER BACK PACKを購入し、約5ヶ月間、週5日の私服通勤で使用しています。
通勤手段は電車と徒歩、片道の所要時間は1時間弱です。
ほかのバッグと使い分けることはなく、平日の通勤ではこのリュックだけを使っています。
ここでは、僕自身の検証結果ではなく、実際に通勤で使っているパートナーの感想を紹介します。
肩の痛みはほとんどなく、通勤でも使い続けやすい
約5ヶ月使ったなかで、肩が痛くなることはほとんどありませんでした。
本体とショルダーハーネスが柔らかく、背負ったときに体へ密着する感覚があります。電車内で前に抱えたときも体に沿いやすく、ウェビングやメッシュポケットが周囲へ引っかかったこともないそうです。
ただし、荷物を軽く感じさせるような構造ではありません。重い物を入れれば、その分の重さはそのまま感じます。
また、背面は蒸れやすいため、暑い時期には気になることがあります。
通勤では拡張しなくても収納力が足りている
パートナーは約5ヶ月の使用期間中、一度も底部の拡張機能を使っていません。
普段の通勤では通常状態の収納力で足りており、メイン収納、背面収納、左右のサイドポケットを使い分けています。
メイン収納には化粧品やお弁当、ノートなどを入れ、背面収納にはPCではなく財布などの貴重品、サイドポケットには水筒や折りたたみ傘を収納。前面のメッシュポケットには、外から見えても問題のないエコバッグなどを入れています。
細かな仕分けはしにくいものの、荷物を大きな収納へまとめて入れたいパートナーの使い方には合っているのだと思います。
気になる点がいくつか…

最も気になる点は、メインファスナーが周囲の生地を噛みやすいことです。
メイン収納・背面収納のファスナーは、雨の侵入を防ぐため生地で覆われています。ファスナーの開閉時、この覆われている生地を噛んでしまいます。
パートナーの使用では、少なくとも1日1回程度噛むことがあるようです。ファスナーを覆っている生地をめくりながら開閉すれば噛みませんが、急いでいるときは手間に感じます。
また、雨の日には内部が多少湿ることがありました。完全防水ではないため、雨天でも気にせず使いたい人は、レインカバーや防水ポーチなどの対策が必要です。
内部の仕分けポケットが薄いことや、荷物を多く入れると前方へ膨らみやすいことも、使い続けるなかで気づいた点でした。
弱点があっても同じ物を再購入したい
ファスナーの噛みやすさなど、使いにくく感じる部分はあります。それでもパートナーは、壊れたり紛失したりした場合には、同じ物の再購入を検討すると言っています。
理由は、価格とデザイン、収納力のバランスを気に入っているからです。
黒い外装とオレンジ色の内装、カラビナなどを取り付けられるデザインは、約5ヶ月使った現在も魅力に感じています。
週5日×約6ヶ月使った今でもメッシュや縫い目に破れはなく、目立った傷みも確認できません。汚れが付いても、軽いものであればウェットティッシュなどで落とせています。
※当記事に貼っている写真は全て6ヶ月使用したものです。

収納力を検証|大きく開くメイン収納が使いやすい
YOSEMITE EXPANDER BACK PACKの容量は約20Lです。
パートナーは通常状態のまま通勤に使っていますが、実際にどのような収納があり、どの程度の物が入るのかを僕自身でも確認しました。
結論からいうと、細かな仕分けよりも、大きな収納へ荷物をまとめて入れたい人に向いた構造です。
メイン収納は大きく開いて奥まで確認できる

メイン収納は、ファスナーを側面のかなり下の方まで開けられるため、開口部が大きく広がります。
上から荷物を重ねて入れるだけのリュックと比べて、底に入れた物まで確認しやすい構造です。
加えて、内装が明るいオレンジ色なので、黒い財布やポーチなども見つけやすく感じました。
収納スペースは細かく区切られておらず、大きな収納部として1つ用意されています。荷物の大きさや形を選びにくく、衣類やポーチなどをまとめて入れやすい点がメリットです。
一方で、荷物をそのまま入れると中で散らばりやすいため、細かく整理したい場合はポーチを併用した方が使いやすいと思います。
内部の仕分けポケットは必要最低限

メイン収納の内側には、実測で約16×18cmのポケットがあります。
その手前には約13×11cmの小型ポケット、2本分のペンホルダーも備わっています。財布やイヤホン、充電ケーブル、筆記具などを分けて収納できる構成です。
ただし、ポケットの生地は薄く、マチもありません。厚みのある小物を複数入れると、ポケット同士が干渉しやすくなります。
最低限の小物は分けられますが、ビジネスリュックのような充実した仕分け機能を期待すると、物足りなく感じます。
13インチMacBook Airは余裕を持って収納できた


背面側には、メイン収納とは分かれたPC収納があります。
僕が13インチMacBook Airを入れて確認したところ、開口部にも余裕があり、スムーズに収納できました。
収納部のマチは約2cmですが、仕切りがメイン収納側へ広がるため、実際にはもう少し厚みのある物も入れられます。背中側には厚みがありますが、メイン収納側の仕切りは比較的薄めです。
13インチMacBook Airが入ることは実際に入れて確認できましたが、耐衝撃性がどれほどのものかはわかりません。心配な方はPCケースに入れた上で収納するのが良いと思います。
なお、パートナーは普段PCを持ち歩かないため、この収納を財布などの貴重品入れとして使っています。背中に密着する位置にあり、前面ポケットよりも安心感があるためです。
深さのあるサイドポケットには600mlボトルも入る

左右には、メッシュ素材のサイドポケットがあります。
実際に試したところ、532mlのHydro Flaskの水筒と600mlのペットボトルを収納できました。折りたたみ傘も問題なく入ります。
ポケットには十分な深さがあり、歩いているときに抜け落ちそうな感覚もありませんでした。
水筒と折りたたみ傘を左右へ分けて収納できるため、メイン収納を開けずに取り出せるのが便利です。
前面メッシュポケットはすぐ取り出す物に便利


前面には、バッグの下半分を覆うような大きなメッシュポケットがあります。
パートナーは、エコバッグなど外から見えても問題のない物を入れています。前抱えした状態でも手が届きやすく、頻繁に出し入れする物の収納に向いています。
ポケット内には鍵などを取り付けられるフックがついていますが、メッシュ越しに中身が見えるため、貴重品の収納には使いにくいです。
収納力と取り出しやすさはありますが、防犯面を考えると、ハンカチやエコバッグなどを入れるのが現実的だと思います。
拡張機能を検証|底部を広げると高さが約12cm伸びる
YOSEMITE EXPANDER BACK PACKは、底部のファスナーを開くことで収納スペースを拡張できます。
通常時の高さは約44cmですが、拡張すると約56cmになり、下方向へ約12cm伸びる構造です。
パートナーは約5か月間の通勤で一度も使用していませんが、僕が実際に拡張し、内部の構造や背負ったときのサイズ感を確認しました。
拡張部分はメイン収納から独立している


底部の拡張スペースは、メイン収納とつながっていない独立した収納です。
メイン収納そのものが深くなるのではなく、バッグの下に新しい収納スペースが追加されます。そのため、普段の荷物と分けて収納できるのが特徴です。
旅行時の衣類や靴、買い物で増えた荷物、運動に必要な衣類や靴など、ほかの物と分けたい荷物を入れる際に役立ちます。

通勤では拡張しなくても足りている
パートナーは約5ヶ月間、週5日の通勤で使用していますが、拡張機能を使ったことはありません。
普段の通勤荷物であれば、約20Lのメイン収納や各ポケットだけで足りています。
お弁当も入れられます。
必要なときだけ容量を増やせるため、大型リュックを常に持ち歩かずに済む点はメリットです。
165cmで背負うと底部がお尻に当たる
身長165cmの僕が拡張状態で背負うと、伸びた底部がお尻に当たりました。
歩いたときに大きく揺れる感覚はなく、背負っている間はそれほど気になりません。ただし、通常時よりもかなり縦長になるため、小柄な人はサイズ感を確認しておいた方がよいと思います。
また、電車内を想定して前に抱えた状態で座ると、バッグの高さがかなり出ます。あごに当たるくらいには高いです。拡張したまま混雑した電車で使用する場合は、やや扱いにくく感じる可能性があります。
撥水加工・リフレクター・キャリーオン機能を検証│雨の日・夜道・旅行で役立つ
YOSEMITE EXPANDER BACK PACKには、撥水加工やリフレクター、キャリーオン用テープなども備わっています。
本体と拡張部分には撥水加工が施されている

本体には撥水ナイロンが使われており、底部の拡張部分にも撥水加工が施されています。
小雨や一時的な水濡れには対応しやすい一方で、完全防水ではありません。
パートナーが雨の日に使用した際には、バッグの内部が多少湿ったことがありました。PCや書類など、濡らしたくない物を持ち運ぶ場合は、防水ケースやポーチへ入れておいたほうが良さそうです。
雨の日でも気にせずガンガン使える防水バッグではなく、軽い雨に備えるための撥水加工程度の認識が良いと思います。
前面メッシュの内側にリフレクターを備えている

前面のメッシュポケットには、メッシュ生地の下にリフレクター素材が使われています。
日中はよく見ないとわかりませんが、夜道で車のライトなどが当たると反射する仕組みです。
背面のテープをキャリーケースへ通せる

背面には、キャリーケースの持ち手を通すためのテープがあります。
旅行や出張時には、リュックをキャリーケースの上へ固定して持ち運べます。肩から下ろして移動できるため、空港や駅などで長時間歩く際に便利な機能です。
背負い心地を検証|165cm男性が半日使っても肩の疲れは少なかった
YOSEMITE EXPANDER BACK PACKは、本体やショルダーハーネスが柔らかく、背負ったときに体へ密着しやすいリュックです。
約5か月間通勤で使っているパートナーに加えて、身長165cmの僕も休日に半日ほど借りて使用し、背負い心地や前抱えのしやすさを確認しました。
柔らかい本体が背中に沿いやすい

実際に背負ってみると、硬い背面パネルで形を固定するタイプではなく、本体が背中に沿う感覚があります。
歩いているときもバッグが体から離れにくく、体との一体感がありました。パートナーも、背負ったときの密着感を使いやすい点として挙げています。
ただしその一方で、本体が柔らかいがゆえ、荷物の入れ方によって背負い心地や外観が変わります。硬い物を背中側へ直接入れる場合は、背中に当たる感触があるため配置を調整した方がよさそうです。
半日使っても肩の疲れはほとんど感じなかった
僕は半日ほど使用しましたが、肩の疲れはほとんど感じませんでした。
パートナーも、電車と徒歩で片道1時間弱かかる通勤に週5日使っていますが、肩が痛くなることはほとんどないと回答しています。
一方で、荷物を軽く感じさせるようなリュックではありません。重い荷物を入れれば、その分の重さは肩に伝わります。
背面は蒸れやすい
肩の負担は少ない一方で、背中の蒸れは感じました。
背面にはクッション性がありますが、背中との密着感が強いため、気温の高い時期や長時間歩く場面では熱がこもりやすくなります。
通気性を最優先した構造ではないため、暑い日に使用する場合は注意が必要です。

チェストベルトは位置を調整できる



チェストベルトは上下へスライドでき、体格や服装に合わせて位置を調整できます。
取り外しにも対応しているため、チェストベルトを使わない場合は外しておくことも可能です。通勤時はすっきりした見た目で使い、荷物が多い日や長く歩く日は装着する、といった使い分けをすることも可能です。
電車内で前に抱えやすい
電車内を想定して前に抱えたところ、背負っていた時と同様、本体が柔らかいため体へ密着させやすく、持ち替えもスムーズでした。
前に抱えた状態では、正面のメッシュポケットへのアクセスが便利です。
一方で、底部を拡張すると高さが約56cmになり、座った際にかなり扱いにくいです。
YOSEMITE EXPANDER BACK PACKのメリット・デメリットまとめ
ここまで紹介してきたパートナーの使用経験と僕自身の検証結果から、YOSEMITE EXPANDER BACK PACKのメリット・デメリットをまとめます。
メリット
- 黒×オレンジのデザインがおしゃれ
アウトドア感がありながら主張は強すぎず、私服通勤や休日の服装に合わせやすいデザインです。 - メイン収納が大きく開く
奥に入れた荷物まで確認しやすく、オレンジ色の内装によって中身も見つけやすくなっています。 - 日常使いに十分な収納力がある
約20Lのメイン収納に加えて、PC収納や深さのあるサイドポケットを備えています。 - 柔らかく、体へ密着しやすい
パートナーは週5日の通勤、僕は半日の街歩きで使用しましたが、肩の痛みや強い疲れはほとんどありませんでした。 - 必要なときだけ収納を拡張できる
底部を広げることで、高さを約44cmから約56cmへ拡張できます。 - カラビナなどでアレンジできる
正面やショルダー部分に取り付け場所があり、見た目や使い勝手を自分好みに調整できます。
デメリット
- メインファスナーが生地を噛みやすい
パートナーの使用では1日1回程度、僕が20回開閉した検証では2~3回噛みました。 - 完全防水ではない
雨の日に使用した際、内部が多少湿ったことがあります。濡らしたくない物にはリュック内部で水気対策をしましょう。 - 小物の仕分けには向いていない
内部ポケットは必要最低限で、生地も薄めです。小物が多い場合はポーチを併用しましょう。 - 前面ポケットへ貴重品を入れにくい
メッシュ越しに中身が見えるため、財布や鍵などの収納には使いにくいです。 - 荷物を多く入れると前方へ膨らむ
本体が柔らかいため、荷物の形が外観に出やすく、シャープな形は保ちにくくなっています。 - 背中が蒸れやすい
体への密着感がある一方で、気温の高い時期は背中に熱がこもりやすくなります。

それを許容できて、細かな仕分けや完全防水よりもデザインと収納力を重視する人には魅力の大きいリュックだと思う!
YOSEMITE EXPANDER BACK PACKがおすすめな人・おすすめしにくい人
これらのメリット・デメリットから、YOSEMITE EXPANDER BACK PACKがおすすめな人・おすすめしにくい人をまとめます。
オススメな人
- アウトドア感のあるデザインが好きな人
黒い外装にメッシュやウェビングを組み合わせた、アウトドア感のあるデザインを楽しめます。 - 黒い外装とオレンジ色の内装に魅力を感じる人
外側と内側の配色差が大きく、見た目だけでなく荷物の探しやすさにもつながっています。 - 私服で通勤している人
カジュアルな服装はもちろん、ジャケットなど少し固めの服へ少しアウトドア要素を加えたい場合にも合わせやすいリュックです。 - 荷物を大きな収納へまとめて入れたい人
細かな仕切りは少ないものの、メイン収納が大きく開き、衣類やポーチなどを入れやすくなっています。 - 水筒や折りたたみ傘を外側へ収納したい人
左右のサイドポケットには、600mlのペットボトルや折りたたみ傘を収納できます。 - カラビナやキーホルダーでアレンジしたい人
正面やショルダー部分に取り付け場所が多く、自分らしい使い方ができます。 - 通勤と休日で同じリュックを使いたい人
通常時は約20Lの日常用リュックとして使い、荷物が増えたときには底部を拡張できます。
オススメしにくい人
- スーツに合わせるビジネスリュックが欲しい人
メッシュやウェビングが目立つため、かっちりしたビジネススタイルには合わせにくいデザインです。 - ファスナーを素早くラフに開閉したい人
メインファスナーが周囲の生地を噛みやすく、ある程度丁寧に操作する必要があります。 - 雨の日でも気にせず使える防水性を求める人
撥水加工はありますが完全防水ではなく、雨天時に内部が湿る可能性があります。 - 小物を細かく仕分けたい人
内部ポケットは必要最低限しかないので、充電器やケーブルなどが多い場合はポーチが必要です。 - 荷物を入れても形が崩れないリュックが欲しい人
本体が柔らかいため、荷物を多く入れると前方へ膨らみやすくなっています。 - 背中の蒸れにくさを最優先する人
体へ密着しやすい一方で、暑い時期には背中の蒸れを感じることがあります。

でも、デザインよりも完全防水や仕分け機能、ビジネス向けの外観を優先する場合は、他の製品も比較した方がいいかもしれないね。
まとめ|デザインで選んでも◎実用性で選んでも◎
YOSEMITE EXPANDER BACK PACKをレビューしてきました。
アウトドア感のあるデザインを楽しみながら、通勤にも休日にも使える収納力を求める人にはぴったりのリュックです。
パートナーも、細かな弱点はありますが、価格・デザイン・収納力をトータルで見たらかなりいい買い物をしたと言っています。

では、読んでいただきありがとうございました〜!




