【実使用レビュー】ABLECARRY Daily Plus X-Pacを購入!大雨・長時間使用で分かったメリットとデメリット
独自のAフレーム構造を採用し、SNSでは「無重力バッグ」としてバズったABLE CARRYのリュック。

でも見た目はめちゃくちゃ好みでかっこいい…
としばらく悩んでいたのですが、ついに購入しました。

この記事ではABLECARRY DailyPlus X-Pacを、
- SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2026(屋外フェス)
- TOKYO GAME SHOW 2026(幕張メッセで開催されるイベント)
- サッカー観戦
- その他買い物など
で、使用して分かったメリット・デメリットをご紹介します。
TOKYO GAME SHOWでは約8時間背負いっぱなし&入場まで大雨の中で1時間ほど待機しました。
なかなか過酷な状況だったと思います。
スペックだけでは分からない背負い心地や収納力、雨に対する強さ、使って分かったデメリットまで実体験をもとにレビューします。
- 【結論】ABLE CARRY Daily Plus X-Pacを使って感じたこと
- 「ABLE CARRY」とは
- ラブシャ・TGS・サッカー観戦で実際に使ってみた
- 長時間背負って分かったDaily Plusの背負い心地
- 大雨の中で約1時間使って分かったX-Pacの雨への強さ
- Daily Plusはどれくらい入る?実際に使って分かった収納力
- 使って分かったポケット・収納の便利なところ
- 実際に使って感じたDaily Plusのデメリット
- Daily Plusは自立する?
- ABLECARRY Daily Plus X-Pacが向いている人・向いていない人
- 約4万円出してABLECARRY Daily Plus X-Pacを買う価値はあった?
- まとめ|Daily Plus X-Pacを使ってみて
【結論】ABLE CARRY Daily Plus X-Pacを使って感じたこと
最初に結論です。
- シンプルで洗練されているデザインで飽きが来ず様々な格好に合う。
- 豪雨だったが、バッグの中身は濡れておらず天気によらず使いやすい。
- バッグ自体や荷物の重さは感じるが、長時間使用しても肩の痛みは感じず。
- 自立性があり、細かな収納が便利。
- 一方、ペットボトル収納や前に抱えた時のアクセスには癖がある。
実体験を踏まえて、DailyPlus X-Pacはこんな人にオススメできます。
- リュックを背負ったまま長時間移動する人
- フェスやスポーツ観戦、展示会などによく行く人
- 雨の日にも気にせずに使いたい人
- バッグの中身を細かく整理したい人
- 仕事用とプライベートでリュックを分けたくない人
- シンプルなデザインに魅力を感じる人
逆にこのような人は別のバッグを検討したほうが良いかもしれません。
- バッグ自体の軽さを最優先したい人
- 大容量が必要な人
- ペットボトルと傘を別ポケットに分けたい人
- 前に抱えたまま頻繁にフロント収納部にアクセスしたい人
これらの結論に至った経緯をこれから説明していきます。
「ABLE CARRY」とは

ABLE CARRYは2023年に日本に上陸した香港発のバックパックブランドです。
背負いやすさと収納性を重視しており、シンプルな見た目ながら独自のAフレーム構造や細かな収納を備え、通勤から休日の外出まで使いやすい設計になっています。
ABLE CARRY Daily Plus X-Pac
今回レビューするABLE CARRY Daily Plus X-Pacは、容量約21Lのデイリーモデルです。





サイズは高さ49cm×幅29cm×奥行19cm、容量約21L、重量は約1.23kg。
21Lという容量だけを見ると、極端に大きなリュックではありません。
通勤用としても使いやすいサイズ感でありながら、PCや仕事道具だけでなく、休日の外出やイベントで使う荷物まで入れられるのが特徴です。
一方で重量が約1.23kgあり、とにかく軽いリュック!というわけではありません。
このリュックは本体が軽いというより、収納設計や背負い心地も含めて、荷物を持ち運びやすくする方向のリュックです。
リュックの容量は、
高さ×幅×奥行÷1000
でリットル計算をします。
Daily Plus X-Pacでいくと、
49×29×19÷1000=約27Lとなりますが、
実際は、角が丸かったり背中面が湾曲していたり、ポケット・クッション材があったりで実容量は小さくなります。
表地には、X-Pac VX21を採用。


見た目は少しハリがあり、一般的なナイロンよりもシャープな質感です。かっこいい。
触り心地は少し硬いな、という印象。
X-Pac VX21とは、米国のディメンションポリアント社が開発した素材で、軽量・高強度・高い防水性をバランスよく備えているのが特徴です。
格子状の補強繊維が入っているため生地が薄くても形が崩れにくく、引き裂きにも強い構造となっています。

メインファスナーは止水ファスナーを採用しています。これは安心。
メイン収納は、最大16インチまでのノートPCが収納可能なPC用スリーブ、11インチまでのiPadを収納できるタブレットスリーブ、その他2ヶ所の収納部を備えています。
内装は420Dのリップストップナイロン。









タブレットスリーブと文庫本を入れたポケットはストレッチが効いてるので収納しやすく、中に入れたものがズレにくい構造になっています。
メインポケット以外にもポケットが3つあります。


このポケットは最も前面に出ることからフロント収納と呼ぶことにします。
フロント収納は開けるとポケットが2つあり、そのうち1つはチャックがついています。
キーリーシュ(鍵の紛失を防ぐストラップのこと)も付属しています。
もちろんポケットではないところにも収納可能です。

ポケット2つ目。


ここはサイドにあるためサイドポケットと呼ぶことにします。
サイドポケットは縦に細長いポケットとなっており、折りたたみ傘やペットボトル、水筒を収納するのに適しています。

ポケット3つ目。

このポケットは背中側の首元についており、リュックを前に持つときや降ろした時に上からアクセスする時に便利。
ファスナーが見えづらい構造になっており、ポケットの存在が目立ちません。※上の写真はファスナーが見えるようにしています。


ABLECARRYのリュックの特徴であるAフレーム構造とは、バッグ下部〜背面〜ショルダーストラップ側まで荷重を支えるように設計されたバッグ全体の支持構造のことです。
Daily Plusではショルダーストラップや背面クッションと組み合わせて、荷物が増えたときの安定感を高めています。
Daily PlusにはX-Pacのほか、CORDURAナイロンを使った「Cordura Black」、1680Dバリスティックナイロンを使った「Ballistic Black」もラインナップされています。
今回レビューしているものはX-Pac Blackです。
ラブシャ・TGS・サッカー観戦で実際に使ってみた
Daily Plus X-Pacは、購入してから日常的な外出だけでなく、長時間のイベントでも使用しました。
SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2026で使用

ラブシャでは、基本的に会場内に自分でシートを敷いてそこにリュックを置いていたため、長時間歩き続ける使い方ではありませんでした。
軽食やペットボトル、mont-bellの折りたたみ椅子、当日購入したグッズなどを入れて使用。
イベント後は荷物が増え、足もかなり疲れていましたが、その状態で背負った時の状態も確認できました。
TOKYO GAME SHOW2026で使用

幕張メッセで開催されたTGS2026でも使用しました。
ニュースなどでご存知の方も多いと思いますが、台風25号による大雨の中での開催。
入場前に約1時間屋外で待機し、その後会場内を8時間ほど歩き回りました。
会場はかなり混雑しており場所によっては人と体が触れるほど。
長時間の使用に加え、大雨と人混みというかなり厳しい条件で使用することとなりました。
サッカー日本代表観戦で使用


サッカー観戦では移動も含めて約5時間ほど使用しました。
こちらも人が密着する場面があり、長時間の使用だけでなく混雑時のリュックの取り回しも確認できました。
これらの実使用を元に、背負い心地・雨への強さ・収納力・混雑時の使いやすさを見ていきます。
長時間背負って分かったDaily Plusの背負い心地
約9時間使っても肩は痛くならなかった
TGSでは約9時間、サッカー観戦では約5時間背負ったまま使用しました。

これらの荷物を入れていき、当日グッズ等でさらに増えました。
荷物を入れている以上、当然重さそのものは感じます。
しかしその一方で、肩の痛みはほぼ感じませんでした。

翌日の疲れがぜんぜん違うと感じました!
胸元のストラップを留めると負担感が軽くなった
上記で書いたように重さ自体は感じますが、胸元のストラップを装着することでかなり負担が軽減されたように感じました。
Daily Plusの胸元ストラップは一般的なカチッとはめるようなものではなく磁石で固定させるものです。


指一本で押すだけで外れるため着脱はしやすい一方、使用中勝手に外れることはなく、かなり使いやすいです。

背中の蒸れはほとんど気にならなかった
今回使用した時期に限って言えば、背中の蒸れはほとんど気になりませんでした。

Daily Plusの背中のクッションはそれぞれ離れており、溝がある形で配置されています。

来年は、真夏の高温環境下で使用してみたいと思います。
大雨の中で約1時間使って分かったX-Pacの雨への強さ
TGSは幕張メッセで開催されましたが、当日はかなりの大雨でした。
そして入場できるまで屋外で約1時間待機しました。
ほぼ全員が傘をさしている状況で、直接雨が当たるだけでなく周囲の人の傘から落ちる水滴もDaily Plusにかかりました。
そのような状況でも、確認できた範囲ではバッグ内部への浸水はありませんでした。
ABLECARRYはDaily Plusを完全防水として案内はしておりません。
今回雨に強いと感じたのは、あくまで著者が大雨の中、約1時間屋外で使用した際に、バッグ内部への浸水を確認できなかったという実体験に基づくものです。
表面についた水はハンカチで拭けば気にならなかった

写真が少し見づらいかもしれませんが、X-Pacの表面が水を弾いており、ハンカチで拭けばまったく気にならない状態になりました。

濡れた折りたたみ傘をサイドポケットに入れてみた

濡れた折りたたみ傘をカバーに入れて、サイドポケットに収納しました。
しばらく立ってから傘を取り出してみると、カバーから漏れ出た水滴がポケット下部に溜まっていたものの、そこから別の収納部へ浸水していることはありませんでした。
Daily Plusはどれくらい入る?実際に使って分かった収納力
mont-bellの折りたたみ椅子が縦に入った
イベント時には欠かさず持参しているmont-bellの折りたたみ椅子。↓これです。
この椅子の便利さについても語りたいところではありますが一旦置いておいて、Daily Plusのメイン収納部にはこれがきれいに収まります。

この椅子をスタッフバッグへ収納したときのサイズはΦ7×43cm。
感触としては、この長さのものが限界かと思います。
フロント収納は見た目以上に入る

フロント収納には、ポーチ・サングラス・日焼け止め・エコバッグ・カードキーを収納しましたが、余裕を持って収納できました。

想像以上に入るな、という印象です。
フロント収納を使うほどメイン収納を圧迫する

フロント収納は想像以上に入るのですが、荷物を入れれば入れるほど外側でなくメイン収納側に張り出します。
X-Pacモデルは生地にかなりハリがあるためか、リュックの外側へ大きく伸びる感じはありません。
また、サイドポケットも同様で傘などを入れるとメイン収納側へ張り出します。
チラシや書類を折らずに持ち帰りやすい

PC用スリーブはPCのみでなく、書類やチラシ、薄く曲げたくないものを入れるのにも適しています。
TGSではチラシやノベルティを収納するのにかなり便利でした。
使って分かったポケット・収納の便利なところ
首元ポケットはiPhone13が縦に入るほど深い

首元のポケットは想像よりも深く、iPhone13が縦に入ります。
かばんを前向きに背負った際に取り出しやすく、スマートフォン以外の小物にも使えます。
キーリーシュが長く、取り外しもできる
フロント収納には鍵などをつけられる長めのキーリーシュが付属しています。

かなり長いためキーリーシュにつけたものをつけたままでも扱いやすく、もし必要がないようならキーリーシュ自体を取り外せます。

外部ループを使って収納を拡張できる
Daily Plusには複数のループがついていて、カラビナなどを追加できます。




↓おすすめカラビナ。ロック機構がついており、外れる心配がありません。
実際に使って感じたDaily Plusのデメリット
首元ポケットのファスナーは少し開けづらい


首元のポケットはファスナーが目立ちにくい構造になっています。
しかしその分少し開けづらさを感じます。
サイドポケットを傘に使うとペットボトルの置き場に困る

正面側のサイドポケットには折りたたみ傘を収納できます。
しかし、ここを傘に使うとペットボトルや水筒を入れる場所がなくなります。

ということでカラビナ付きのペットボトルホルダーを使いました。

前抱えするとフロント収納が少し遠く感じる
リュックを体の前面に持ってきた際、フロント収納へのアクセスは少し遠く感じました。
それとフロント収納の方向的に荷物を出しにくかったです。
体の前面で持つ電車の中や混雑時にリュックを使用する時には、メイン収納のチャック付きポケットや首元のポケットを使用するのが良さそうです。
Daily Plusは自立する?

Daily Plusを自立させようとすると、垂直というより多少前方向へ傾くイメージです。
メイン収納のファスナーが、持ち手から斜め下に向かっているからでしょう。
それでも実使用ではしっかり自立しており、かなり便利でした。
特に屋外イベント(TGSやラブシャ)では、mont-bellの折りたたみ椅子に座りながら横にバッグを立て、そのまま中身を出し入れするという使い方ができました。
単に「自立する」というスペック以上に、床や地面にバッグを置いて荷物を出し入れする場面でかなりのメリットを感じました。
ABLECARRY Daily Plus X-Pacが向いている人・向いていない人
Daily Plus X-Pacが向いている人
- PCなど重い荷物を入れたリュックを長時間持ち歩く人
- 展示会・フェス・スポーツ観戦などにも使いたい人
- 雨の日や屋外イベントでも使いたい人
- バッグの中の物を細かく定位置化したい人
- 自立するバッグが欲しい人
- 通勤だけでなく休日にも同じバッグを使いたい人
- シンプルなデザインが好きな人
Daily Plus X-Pacが向いていない人
- バッグ自体の軽さを最優先したい人
- 21L以上の大容量が必要な人
- 傘とペットボトルを常に別々の外ポケットに収納したい人
- 前抱えした状態でフロント収納へ頻繁にアクセスする人
- リュックに約4万円を出したくない人
約4万円出してABLECARRY Daily Plus X-Pacを買う価値はあった?
結論から言うと、買う価値があったと思っています。
もちろん約4万円という価格は決して安くありません。
リュックを買うだけと考えれば、もっと安くて使いやすい選択肢はいくらでもあります。
それでもDaily Plusを実際に使ってみて、「長く様々な場面で役に立つと考えればこの価格にも納得できる」と感じています。
まだ使用期間はそこまで長くはありませんが、まず感じたのが生地の頑丈さ。表地のX-Pacのみでなく内部の420Dリップストップナイロンにも安っぽさはなく、簡単にへたってしまう印象はありません。
雨の日に使いやすいのも大きな理由の1つ。最近は急に雨が強く降ってくることも多く、完全に気候を読めるわけではありません。
「雨が降りそうだから別のバッグにしよう」と考えなくていいのはかなり気がラクです。
また使える場面がかなり多いです。フェスや展示会、スポーツ観戦などのプライベートでの使用から仕事にも使えると思います。
その使いやすさを支えているのはデザインのシンプルさです。
見た目はかなりすっきりしていて、いかにもアウトドア用、いかにもビジネス用という印象が強くありません。服装を大きく選ばないので、仕事の日にも休日にも持ち出しやすい。
結果的に「今日はどのバッグにしよう?」と考える場面が減り、Daily Plusを選ぶことが増えています。
他にも自立すること、収納が細かく分かれていることなど、痒いところに手が届く設計になっていると思います。
一方で不満がないわけではありません。
首元ポケットは少し開けづらく、サイドポケットに折りたたみ傘を入れるとペットボトルの収納場所に困ります。フロント収納へ物を多く入れると、メイン収納側へ張り出して容量を圧迫する点も気になりました。
4万円近いバッグだからといって、すべてが完璧というわけではありませんでした。
でもこのデメリットを考慮した上でも、買う価値があったと思っています。
このDaily Plusは安いから選ぶというバッグではありません。
1つのバッグを長く、様々な場面で使いたい人にとっては価格だけでは測れない使いやすさがあると思います。
まとめ|Daily Plus X-Pacを使ってみて
ABLECARRY Daily Plus X-Pacをレビューしてきました。
◎表地も内装も生地が頑丈
◎雨に強い
◎デザインがシンプルで洗練されている
◎様々な場面で活躍する
◎自立する
◎収納が細かく分かれている
△首元のポケットが開けづらい
△荷物を詰めるとメイン収納側に張り出す

これからも長く使っていきます!
購入をご検討されている方など、ぜひ参考にしてください。
読んでいただき、ありがとうございました!

